阪神連敗で3位に転落
9月15日・横浜 対横浜20回戦
阪神が横浜に連敗し5月22日以来の3位転落となった。
打撃不調の金本をスタメンから外すという大ナタを振るったが、それも実らなかった。
先発の下柳が2回を持たずに7失点でKOされ、序盤で勝負は決まってしまった。
後続の投手が3回以降横浜をノーヒットに抑えただけに、下柳の乱調が悔やまれる。
味方打線は2回に
ブラゼルのリーグ単独トップとなる
44号ホームランで1点を返すも、その後はプロ初先発の横浜田中に抑えられた。
ようやく7回に反撃に転じ、1死2、3塁で藤川俊介に代打を送った。
この場面でベンチにいる左打者は、林、金本、桧山であるが、真弓監督は代打の一番手に林を送った。
その林は見事に期待にこたえ、2点タイムリーの2塁打を放った。
そして、続く代打に金本を送ったが、セカンドゴロに倒れた。
金本は連続フルイニングの連続試合出場はストップしたが、連続試合出場は継続中であるために
スタメンを外れたとしてもどこかで代打として使わなければいけない。
しかし、今の状態では代打の切り札にもなりえていない。
結果論ではあるが、藤川をそのまま打たせて、その後の投手のところで林の代打でも
よかったのではないか。
金本の連続出場を続けさせるのであれば、代打ではなくても代走でも可能なはずだ。
その後にマートン、平野の連続2塁打で2点を奪っているだけに、金本の凡退が
痛かった。
2点差に迫った7回には18日の巨人戦に先発予定の能見を投入すしてまで勝にこだわったが
結局はあと2点が届かなかった。
首位中日は6連勝、2位巨人は5連勝のなか、阪神が連敗しずるずると後退している。